ジュリアーノ

愛猫が他界した
享年8歳

昨夜、獣医より電話があり
今夜がヤマなので、自宅に連れて帰っては?
と連絡を頂いた
腎不全により入退院を繰り返していたのだ

病院に駆けつけると
息をするのもやっとのその姿に
俺も母も号泣

最後を病院で迎えるのは可哀想
ジュリ太郎を実家に連れて帰る

母が運転し
俺が後部座席抱きかかえる

車にのったとたん
ジュリ太郎は元気を取り戻した

いままで見せてくれた中で
最高の笑顔を俺に見せてくれた

あのときのクリクリした瞳が
今も目に焼きついている

あまり抱っこを好まない猫であったが
時間にして10分弱でしかなかった
俺の腕の中で甘えてきた時間は
永遠に忘れない

実家についたら
病院での衰弱が嘘のように
笑顔を取り戻し、ゴロゴロ甘えてきた

家に帰りたいための
仮病をつかったのかな?

もう今夜が最後だとわかっていたんだね
家族に甘えたかったんだね

ずっと付いていたかったが
ゆっくりと休ませてあげたかったから
アパートへ帰宅

一夜明け
本日15時40分頃息を引き取った

最後、苦しかったろうけど
がんばったね

1998年12月に我が家にきて以来
安らぎと癒しを与えてくれて
本当にありがとう